アドパックについてよくある質問|金属製品の錆止めに効果的な気化性防錆紙【adpack】ならアドコート株式会社 - Page 2
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Q&A よくある質問

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よく寄せられるご質問をまとめました。不明な点などありましたら、まずはこちらで疑問点をお探しください。
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アドパックについてのご質問

Q1 「アドパック(adpack®)」とは何ですか?

アドコート株式会社が製造している気化性防錆紙のシリーズ名です。
「アドパック(adpack®)」は会社名ではありません。

Q2 気化性防錆紙とは何ですか?

紙に気化性のある化学物質(気化性防錆剤)が含まれています。この気化性防錆剤が気化し、金属表面に付着することで錆を防ぐことができます。ただし、紙に含まれる気化性防錆剤は有限ですので、長期間使用すると気化性防錆剤が紙からなくなります。

Q3 「adpack」ロゴの印刷の色には、「赤」「青」「緑」がありますが何が違うのでしょうか?

対応品種によって、色分けしています。

「赤色印刷」
長期鉄鋼用塗工タイプ(アドパックホワイト:TK-610 (M)など)
鉄鋼用含浸タイプ(アドパック-G:GK-7(M)など)

「青色印刷」
鉄・非鉄金属共用含浸タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)

「緑色印刷」
銅・銅合金用含浸タイプ(アドパック-C:CK-6(M)など)

Q4 何種類か気化性防錆紙 (アドパック)がありますが、何が違うのでしょうか?

対象金属(鉄や銅など)によって、気化性防錆紙に使用している気化性防錆剤(化学物質)の種類が異なっていますので、対象金属と使用用途によって使い分ける必要があります。対応していない金属に対して気化性防錆紙を使用された場合、悪影響(変色など)が起こることがあります。
詳しくは、弊社HP内にある金属対応表をご参照ください。

Q5 アドパックに使用されている気化性防錆剤の成分 (化学物質)を教えてください。

申し訳ございませんが、弊社独自で研究開発した気化性防錆剤ですのでお教えできません。
SDS(旧名:MSDS)でしたら、提出することが可能です。弊社もしくは代理店様までお問い合わせください

Q6 気化性防錆紙 (アドパック)は、業務用ですか?

自動車メーカー、製鉄メーカー、刃物メーカーなどで昔から使用されています。
基本的に業務用ですので、使用上の注意をよくお読みいただいてからご使用ください。

Q7 鉄鋼用含浸タイプ (アドパック-G:GK-7(M)など)と長期鉄鋼用塗工タイプ(アドパックホワイト:TK-610(M)など)の違いは何ですか?

 

 

鉄鋼用含浸タイプ
(アドパック-G)

紙の内部に気化性防錆剤を浸み込ませたものです
(紙繊維の間に気化性防錆剤が入り込んでいます)。

期鉄鋼用塗工タイプ
(アドパックホワイト)

紙の表面に気化性防錆剤を塗ったものです
(紙と気化性防錆剤の二層構造になっています)。

気化性防錆剤 使用している気化性防錆剤が異なります。
外観 両面茶色 茶色(印刷面)、
白色(防錆剤の面)
防錆有効期間 1) 「 短 期 」 「 長 期 」
防錆効果 防錆効果が速く出る(速効性) 防錆効果が遅く出る(緩行性)
その他

気化性防錆紙に経時変色が起こります。防錆効果に違いはありません。


変化前


変化後

白い粉末が気化性防錆紙から剥離して、金属製品に付着する場合がありますが、アルコール類で簡単に拭き取れます。

1)「気化性防錆紙とは何ですか?」を参照してください

Q8 鉄鋼用含浸タイプ(アドパック-G:GK-7(M)など)と鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7 (M)など)は何が違うのですか?

鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)は、プラスチック類への悪影響(変色)が少ない特長があります。詳しくは「金属対応表」と「プラスチック・ゴムに対する変色テスト」を御覧ください。

 

鉄鋼用含浸タイプ
(アドパック-G)

鉄・非鉄金属共用タイプ
(アドパック-S)

気化性防錆剤 使用している気化性防錆剤が異なります。
対象金属 鉄、アルミ、ブリキ、クロムめっき等 銀以外のほとんどの金属
鉄に対して 鉄・非鉄金属共用タイプよりは、
「効果があります」
鉄鋼用含浸タイプよりは、
「効果がありません」
悪影響 銅・銅合金に対してあります ( 特にありません )
印刷の色

赤色

青色

鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)は、プラスチック類への悪影響(変色)が少ない特長があります。詳しくは「金属対応表」と「プラスチック・ゴムに対する変色テスト」を御覧ください。

Q9 アドシートは、鋼鋼用含浸タイプ (アドパック-G: GK-7 (M))と一緒の商品ですか?

「アドシート」「エコロール」「アドフィルム」の鉄鋼用含浸タイプは、
『アドパック-G:GK-7(M)』と、一緒の商品です。
「アドシート」「エコロール」の長期鉄鋼用塗工タイプは、
『アドパックホワイト:TK-610(M)』と、一緒の商品です。
「アドシート」「エコロール」の鉄・非鉄金属共用含浸タイプは、
『アドパック-S:SK-7(M)』と、一緒の商品です。
「アドシート」「エコロール」の銅・銅合金用含浸タイプは、
『アドパック-C:CK-6(M)』と、一緒の商品です。
「アドシート」「エコロール」「アドフィルム」は、お買い求め頂きやすいように少量で企画した商品です。なお、「アドフィルム」は、チャック付ポリ袋にGK-7(M)を1枚入れた商品です。他の気化性防錆紙(SK-7(M)など)を入れた商品は販売しておりません。

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使用方法・注意点

アドパックの選び方について

Q1 銅合金に対して、鉄鋼用含浸タイプ(アドパック-G:GK-7(M)など)の気化性防錆紙(アドパック)を使用しましたが、何か問題がありますか?

銅合金の表面が変色する可能性があります。気化性防錆紙は、それぞれ種類ごとに使用している気化性防錆剤が異なります。気化性防錆剤が異なる理由は、金属によって使用可能な気化性防錆剤が異なるからです。防錆対象の金属製品に対応していない気化性防錆紙を使用した場合、「錆びた」「変色が起こった」などの問題が生じる場合があります。

Q2 銀に対応した気化性防錆紙(アドパック)はありますか?

銀に対応した気化性防錆紙はありません。
銀は、空気中の亜硫酸ガスなどの硫黄化合物が原因で変色します。温泉で銀製品が黒ずむのはこれが原因です。ポリ袋などで梱包し、亜硫酸ガスを遮断するだけでも、銀の変色を抑えることができる場合があります。

Q3 アルミに対応した気化性防錆紙(アドパック)はありますか?

鉄鋼用含浸タイプ(アドパック-G:GK-7(M)など)が、アルミに対応した気化性防錆紙になります。
A5052(Al-Mg系合金)、A7075(Al-Zn-Mg系合金・Al-Zn-Mg-Cu系合金)に対しては、確認していますが、それ以外のアルミ材に関しては、事前の確認試験をお願いします。

Q4 プラスチックやゴムが混在している場合、気化性防錆紙(アドパック)はどのタイプになりますか?

鉄・非鉄金属共用含浸タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)
が、対応した気化性防錆紙になります。
プラスチック・ゴムに対する変色テスト」をご参照ください。
ご使用の際には、事前の確認テストをお願いします。

Q5 銅や銅合金に対応した気化性防錆紙(アドパック)はありますか?

鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)
銅・銅合金用タイプ(アドパック-C:CK-6(M)など)
が、対応した気化性防錆紙になります。

Q6 鉄に対応した気化性防錆紙(アドパック)はありますか?

鉄鋼用含浸タイプ(アドパック-G:GK-7(M)など)
長期鉄鋼用塗工タイプ(アドパックホワイト:TK-610(M)など)
鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)
が、対応した気化性防錆紙になります。
アドパック-Sは、アドパック-Gやアドパックホワイトよりも鉄に対して防錆力が弱いため、鉄のみを防錆する場合は、アドパック-Gやアドパックホワイトをご使用ください。

Q7 めっき加工されている金属ですが、めっきの成分として何が含まれているのかわかりません。どのタイプの化性防錆紙(アドパック)を使用すればいいでしょうか?

めっきの成分が不明の場合、比較的万能性のある鉄・非鉄金属共用タイプ(アドパック-S:SK-7(M)など)の使用を推奨しています。弊社にサンプル依頼を弊社に行っていただき、事前の確認試験をお願いします。

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製品に関する法律、または規則について

Q1 輸出品での使用を検討していますが、法的な規制は大丈夫ですか?

海外では、EUの「REACH規則」および「RoHS指令」、国内では、「PRTR制度」や「輸出貿易管理令」に対応しています。詳細については、お問い合わせください。迅速に対応致します。

Q2 環境基準が厳しい国にも対応していますか?

対応していますので、何かご質問がありましたらお問い合わせください。特に、EUの化学物質規制である「RoHS指令」や「REACH規則」に対応しています。

Q3 「RoHS指令」の基準をクリアしていますか?

「RoHS指令」はクリアしています。必要な書類については、お気軽にお問い合わせください。 「RoHS指令」は、EUの化学物質規制です。鉛、六価クロム、水銀、カドミウム、PBDE,PBBを、閾値以上含有してはならないという規制です。

Q4 「REACH規則」の基準をクリアしていますか?

「REACH規則」はクリアしています。必要な書類については、お気軽にお問い合わせください。 「REACH規則」は、EUの化学物質規制のことです。消費者等の取り扱い者に対して、化学物質の正しい情報を伝達するためのEUの法律です。日本の法律ではありませんので、日本国内では適用されません。しかしながら、EUへ輸出する場合は適用されますので、気をつけなければなりません。 日本国内では化審法など、化学物質の規制の法律があります。

Q5 「PRTR制度」に非該当ですか?

「PRTR制度」には「非該当」です。
「PRTR制度」とは、「Pollutant Release and Transfer Register(化学物質排出移動量届出制度)」の略称です。これは、規制対象となる有害な化学物質の「発生源」「環境への排出量」「廃棄物中の量」をデータとして把握・集計して公表する制度です。PRTR制度は「適合」「不適合」ではなく、「該当」「非該当」になります。

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ご購入・サンプル・カタログについて

Q1 気化性防錆紙(アドパック)のカタログやサンプル帳はありますか?

気化性防錆紙(アドパック)のカタログは、「日本語版」と「英語版」の両方あります。
サンプル帳もありますが、見本ですので防錆効果のテストには利用できません。
防錆効果のテストに使用される場合は、サンプルとして「A4サイズ」程度の気化性防錆紙をご提供させていただきます。

Q2 気化性防錆紙(アドパック)のサンプルはありますか?

防錆効果のテストに利用できるサンプルはあります。「A4サイズ」程度であれば、無償(送料なし)でご提供させていただきます。
ご要望の際は、お問い合わせください。

Q3 1,000mm×100m巻を購入したいのですが?

「販売店様のご紹介」に販売店様を掲載しておりますので、そちらへお問い合わせください。
販売店一覧はこちら

Q4 気化性防錆紙(アドパック)を希望のサイズにカットしたものや、袋(封筒)状にしたものを購入することはできますか?

ご希望のサイズと気化性防錆紙の種類をご確認の上、販売店様のご紹介(アドコート株式会社HP内)にある会社にご連絡ください。なお、法人様向けのみの対応です。
販売店一覧はこちら。

Q5 近所のホームセンターで販売していますか?

現在、ホームセンターでは販売していません。

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